当協会は平成21年11月15日東京都知事宛公益認定申請書を提出し、同12月15日には東京都公益認定等審議会より認定の基準に適合するとの答申をいただきました。さらに、平成22年4月1日には公益法人として正式認定をいただき同日付けをもって、公益財団法人武蔵野市国際交流協会としてスタートいたしました。平成元年の創立以来20年、平成21年4月1日に一般財団法人としてスタートして1年にして公益財団法人への飛躍を遂げることができましたのは、武蔵野市当局、関係諸団体そして協会の活動を実質的に支えていただいたボランティアの方々のご支援、ご協力の賜物と心より感謝する次第であります。
平成21年度の事業につきましては、公益認定申請書に記載した公益目的事業の概要に沿って説明いたします。すなわち、当協会の事業を「地域における国際交流及び国際協力の推進並びに在住外国人の支援に関する事業」という一本の公益目的事業として集約し、それを(1)在住外国人の生活・コミュニケーション支援に関する事業、(2)多文化共生の地域づくりに関する事業、(3)国際交流及び国際協力の調査研究及び広報に関する事業に分類、さらにそれらの事業を細分化するかたちとしております。 |
| 1. 日本語学習の支援 |
?前年度に引続き「外国人の親子支援検討委員会にて小中学生への日本語学習支援に力を注いでまいりました。特に今年度は「日本語を母語としない親子のための高校進学ガイダンス in 武蔵野」を
地域の支援団体等の協力のもと初めて主催しましたが、大変な盛況でこの面での外国人支援のニーズが高いことが証明されました。又、例年の日本語スピーチ大会に加え、「外国人児童・生徒ミニ・スピーチ交流会」も初めて開催しました。
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| 2. 多言語による各種相談 |
「在住外国人に対し質が高く敷居の低い多言語による専門的な相談の機会を提供する」ことを目標に活動を行っております。前年に引続き2回の無料専門家相談会(予約の必要なし)を開催したほか、毎月の予約制相談も8回実施いたしました。
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| 3.留学生の社会参加の促進 |
| 8年目を迎えた「留学生」むさしのファミリープログラムには今年度114名の留学生と86家庭のファミリーが参加しました。プログラムから育った留学生たちが地域の団体や学校などに派遣される流れも確立されて来ました。 |
| 4.多言語による生活情報の提供 |
事務局に多言語で相談・情報を提供する窓口を設置しているほか、情報紙、むさしのFMラジオ番組及び協会ホームページなどをとおし在住外国人が必要とする医療機関案内、防災知識などの生活情報を多言語で提供しています。 |
| 5.通訳者の派遣及び翻訳 |
| 医療・教育・行政窓口・法律相談に関する通訳派遣及び翻訳依頼に対し、ボランティアでできる範囲の支援活動を行っています。今年度は通訳派遣19件、翻訳 9件を行いました。 |
| 6. 地域における国際理解の推進 |
異なる言語や文化をもつ住民が互いに理解し住みよい地域をつくっていくために、国際交流・協力、
多文化共生などをテーマにした各種イベント、ワークショップ、研修会、講座などを行っております。協会の活動を広く市民に理解及び体験してもらう場として毎年1回開催している第15回むさしの国際交流まつりは4,000人を超す来場者に恵まれ盛況裡に終えることができました。また、教員、青年社会人及び学生を対象に、それぞれ国際理解をテーマにしたワークショップを実施いたしましたが、こうした活動は外国人の学校派遣や青年たちの地域イベントへの参加などさまざまなかたちとなって現れて来ております。 |
| 7.国際交流及び国際協力に関するボランティア活動の支援 |
| 地域において協会会員が国籍を問わず互いに協力し合いながら、自主的に企画・運営する多様なボランティア活動を支援する事業も年々活発化しております。ボランティアが自主企画・自主運営するボランティア自主事業グループが、在住外国人への情報提供、ボランティア活動紙の編集・発行、FMラジオ番組の作成・運営、外国人会員が講師をつとめる各種文化紹介、料理、工芸、外国語会話、こども向け教室活動のサポートなど活発な活動行っております。また、外国人の定住化が進むにつれて、各ボランティア活動への在住外国人の参加が増えてきているのが最近の特徴となっております。 |
| 8. 国際交流及び協力に関する地域団体との連携 |
多文化が共生するまちづくりをめざし、地域のイベントには引続き積極的に参加あるいは出店しました。武蔵境ピクニック、境まつり、スイングロードフェスティバル、武蔵境舞祭、武蔵境イルミメーション点灯式、等のまつりには外国人の屋台を出店したり、MIAボランティアによる漫才コンビの派遣なども行いました。また、地域の小中学校、市の土曜学校、ロータリークラブ、コミュニティセンター等への外国人の派遣など地域との連携がさらに活発になってまいりました。 |
| 9. 国際交流及び協力に関する広報 |
協会機関紙 「むさしのFriends」やホームページなどにより協会の活動方針、特集記事、各種イベントの案内などを掲載しております。また、協会の活動について広く市民に知ってもらうためマスコミを通した広報にも力を注いだ結果、MIAの記事などが新聞、雑誌、情報紙、コミュニティテレビ、コミュニティラジオ等へ登場する機会も格段に増えてまいりました。さらに今年度は創立20周年記念の年に当たるため、「創立20周年記念式典・交流会」の開催や記念誌の発行など協会のPR活動を実施いたしました。 |